【HSC】登園しぶりで知ったHSC気質。大切にしている3つのこと

HSC繊細くん


はるママ

はる

こんにちは。

HSC子育て5年目のはるです。
長男の子育てで、初めて知ったHSCという気質。

毎日、試行錯誤をしながら、育児奮闘中です。

こちらの記事は、登園しぶりをきっかけに知った長男のHSC気質。
そんなHSCくんの子育てで大切にしている3つのこと紹介しています。
どうしたらHSCくんが生きやすいか、また、将来生きやすい生活を送れるのかを考え試行錯誤中!HSCをマイナスに捉えずプラスに捉えてほしい!悩んでいる親御さんに少しでもヒントになりますように。

HSC子育てで大切にしてる3つのこと

1.自己肯定感を育む

・子どもの意見を信じる

美容院で切った髪が首につくのがくすぐったくて我慢でず、美容院に行きたくないと主張をしてきたとき。

×「気のせいだから大丈夫だよ」 〇「くすぐったいんだね。首につかないようにしよう」

「気のせい、気にしすぎ」といわれてしまうことが多くあります。
感じたこと、気づいたことを常に否定されると、周りに対する不信感につながり、自信を持てなくなります。

・共感する

幼稚園に行きたくないと主張をしてきたとき。

×「今日は幼稚園で楽しい事があるから行ってみよう」〇「そうだね。行きたくないんだね」

登園しぶりの場合、我が家では、あまり共感しすぎるとかえってもっと行きたくないモードに突入してしまうので、さらっと流すかんじで共感する言葉を言うようにしています。

※あまり良くないのかもしれませんが、試行錯誤の上そうなりました。

会話をするときに、意見を否定から入らないというの

・スキンシップ、愛情表現を多めにする

子どもが強い不安を感じてパニックになったときなど、抱きしめて「大丈夫だよ」と声かけをしたり、寝る前に「大好きだよ」と伝えてから寝たりもしています。

また、「ママは怒っててもHSCくんのことが大好きなんだよ」や「HSCくんが暴れても大好きなんだよ」など、いい子でなくていいんだよということを、砕いて伝えています。

・失敗を褒める

我が家のHSCくんは、失敗することをとても嫌います。失敗体験に弱く、ダメージを受けやすい、完璧主義という特性もあります。そこで、「失敗するとお兄さんになれるよ」と伝えています。
その前に「失敗することはいいこと」「失敗してもまたやれば大丈夫」ということは話してあります。

「今日はどんな失敗したの?」なんて聞くこともあります。「お兄さんになったね!」と話しています。

・心の安全基地をつくっておく

幼稚園で嫌なことがあったとき、自分で先生になかなか話せない我が家のHSCくん。そんなときは、「ママが先生に話しておくから大丈夫だよ」と伝えました。一見、過保護にも感じられますが、本人は安心した様子でした。

逃げ道をつくってあげること

→登園しぶりが少しですが改善されました。

・小さな成功体験をたくさんさせる
失敗体験に弱く、ダメージを受けやすい特性があります。目標は細かく分けて、1つずつ「できた!」という達成感をもちながら進めました。
大人からするとその年齢なら出来るでしょと思ってしまうことも、言葉に出して「できたね!」また「できなかったけど、できるようになったね」と伝えています。
・子どものペースを尊重する

「怖い」「嫌」というときは本当にそう思っています。そんなの大丈夫よ!は禁物。一旦、その言葉を吞み込んで待ちます。それから「怖いんだね」「嫌なんだね」と言葉をかけます。

本人はちゃんとわかっています。やらなくちゃいけないということを。
それでも不安で、安全と確認できるまで時間がかかります。そして、無理強いするとさらにパニックなります。

本人が確認を終えて、大丈夫と安心できたら、一歩を踏み出します。その一歩が、自信につながるのです。

とにかく待ちましょう。(私は苦手ですが、、、)

 

HSCは自己肯定感を育みにくい性質
①少しの注意で人格を全否定されたように受ける
②自分に厳しく、自分をネガティブになりがち
③自分の気持ちよりも、大人がなにを求めてるかを鋭く察し、
 手のかからないいい子になりやすい
④集団生活が苦手でみんなと同じに出来ないことで、自分はダメな人間なんだと思いやすい

2.みんなと同じでなくていい、出来ても出来なくてもいい

集団生活を送る中で、基本的にはみんなと同じことが出来ること、活発で元気な子が優秀とされてしまいます。
実際はそんなことはありません。

むしろ、みんなと違う考えや気質を持っていることは、すごい可能性を秘めています。

しかし、自分はみんなと違う考えだな、みんなが出来ているのに自分はできない。
と、ただみんなと特性が違うだけで、自分はダメなんだと否定的になってしまいます。
また、HSCは自分に厳しく完璧主義な性質もあるので、ますます否定的になります。

親自身もみんなと同じでなくてはいけないという固定観念を捨てて、生活の中で伝えていくことです。HSCは人の気持ちを察しますし、人の話(特に親)をよく覚えています。

アメリカの心理学者 エイレン・N・アーロン博士の言葉
「他の子と違う子の親になるなら、他とは違う親になる覚悟が必要」

3.良いところに目を向け、良いところをたくさん褒める

できないことが多いように感じられてしまうHSCですが、素晴らしいところがたくさんあります。

リフレーミング:別の見方をすること

「人見知りをする」=「知らない人には付いていかない」

「心配性」=「いろんなリスクを想定できる」

「挑戦意欲がない」=「慎重派」

「傷つきやすい」=「優しい」

「神経質」=「繊細さがある」

その他リフレーミングとは違いますが、

想像力豊かでLEGOやプログラミング、工作が得意。集中力がある記憶力がよい。などあります。

 

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イラストも多く、HSCを理解する第一歩の本として、とても分かりやすいです。

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理想と現実

とは言っても、HSC子育ては大変なことも多いです。いつも穏やかに、優しくとはいきません。
我が家には次男の怪獣くんもいますので、なかなか大変なことになります。

そして、我が家で一番頭を抱えているのは、癇癪です。

→それには理由があります

実は傷ついているサインかも?

「自分の思う結果が出ない」「親に叱られた」「人が言うことを聞いてくれなかった」など1つ1つが積み重なって、HSCにとっては、傷つく原因となります。

→こういう子に必要なのは自分をコントロールする力です。

後で自分が困ると分かっていても、反応を止められず、感情的な行動をとって、周りから孤立してしまうのが、また、こういう子の特徴です。

→大切なのは、まず親が気持ちを落ち着かせてから、本人の気持ちを聞いてあげることです。

暴れるのではなく、言葉で何が嫌だったかを話そう!そうすると、みんな何が嫌なのかが分かって解決できることもあるよ。と伝える。

さいごに

はるママ
はる

HSCくん子育ては、身体的にも精神的にも大変なことが多いです。

でも、みんなと違う特性を生かすも、無駄にしてしまうのも、環境次第ではないでしょうか。私も初めての子育てが、HSCの子育てです。今のところ、登園しぶりは落ち着ていますが、育児は何が正解かはわかりません。笑い声がたくさん聞けるように、毎日試行錯誤中!

 

 

 

 

 

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