【HSC】5歳にお勉強は必要?HSC繊細くんの特性から考える先取り学習。

HSC繊細くん
はる
はる

こんにちは。

HSC子育て5年目のはるです。
長男の子育てで、初めて知ったHSCという気質。

毎日、試行錯誤をしながら、育児奮闘中です。

この記事では、現在5歳のHSC繊細くんに、いわゆるお勉強(先取り学習)というものが必要なのか、について。
また、はじめるにあたってのポイントを紹介します。
今までは、小学校に入れば、ひらながも教えてもらうし、、
それまではお勉強というものはやらなくていいのかな、と思っていました。
しかし、4.5歳の頃、本人から文字や数字、計算などに興味をもち、
質問をしてくるようになりました。
それをきっかけに、少し考え方が変りました。

どうしたらHSCくんが生きやすいか、また、将来生きやすい生活を送れるのかを考え試行錯誤中!HSCをマイナスに捉えずプラスに捉えてほしい!
HSC子育て中の親御さんへ。少しでもヒントになりますように。

5歳のHSC繊細くんが先取り学習をはじめたきかっけ

4歳くらいから、ひらがなやアルファベットに興味をもち、
「なんて読むの?」聞いてくることが増えました。

それから、我が家では、ひらがなやカタカナ、アルファベットの表をダイニングテーブルのビニールシートに挟んでみることにしました。(手書きです)
すると、自然と目に入るので、ご飯が運ばれるのを待っているときや、おやつのときに、
自分から読む練習しています。
もちろん、毎日ではないし、気が向いたときだけです。

大人でも、覚えよう!とすると、なんだか楽しくなくて、嫌になってしまうことがありますよね。

本人が興味がわいた時に、すぐ見られる場所に貼ったり、
ポスターのように貼ってあれば自然に目に入り、覚えられるのではないでしょうか。

 

HSC繊細くんが先取り学習をするメリット

先取り学習で自信を失わせない

HSCにとって、小学校に入学して、新しい環境に慣れるまで、
非HSCよりも何倍も時間がかかることがあります。

我が家の、HSC繊細くんは新しいクラスに慣れるまで、1年かかります。
保育園、年少少、年少、年中と4年間みてきましたが、
毎年、1年が終るころに、
やっと先生やお友達に心を開き始めます。
しかし、また、新しいクラスになり、先生やお教室、お友達が変ると、
安心して心を開くまで時間がかかります。

そんな、HSC繊細くんは、まず生活に慣れるまでが大変な中で、お勉強までついていけなかったら、
自信を失い、学校にも行きたくない!となりかねません。

そこで、先取り学習をすることで、「全く分からない」ではなく、「少しでも分かる」という方が、
スムーズに学習に取り組むことができ、
「学校に行きたくない」という理由が1つ減るのではないでしょうか。

と、考えています。

学校はHSCにとって実力を発揮しにくい場所であること

HSCは、クラスに5人に1人の割合でいるといわれています。
特性としてこのようなことがあげられます。

・味覚や嗅覚が敏感
→繊細な味やにおいをキャッチすることのできる優れた才能ですが、
給食で苦手な味やにおいの食べ物は、受け付けられない。

・人の気持ちをよく察知する
→気をつかいすぎてすぐ疲れてしまう

・きちんと現状を確認して、予想されることをすべてシュミレーションして判断してから行動をおこす
→何事もじっくり考えてから行動を起こすので、周りには、マイペース・臆病とみえてしまいがち

・正義感が強く、クラスで起こる不正が許せない
→孤立してしまうことがある

・ひとが、つらい思いをしているのを察知し、手助けしようとする
→察知したくなくても、してしまうので、疲れてしまう

・先生の怒鳴り声や大声にびっくりして、怖がる
→他の子が叱られているのを、自分のことのように受け取ってしまう

・がやがやした場所やうるさい場所が苦手

このように、HSCの特性を持つ子にとって学校生活を送るということだけでも、大変なことなのです。

家では問題なく出来ることが、学校では出来なくなってしまうこともあります。

しかし、HSCは病気ではありません。
本人にとって良い環境次第であれば、十分に実力を発揮できます。
この、良い環境というのが、なかなか難しいのですが。。

気をつけること

・やりたくないというときは、無理にやらない
・間違えの指摘は、極力しない(自分で気がつくのを待つ。または、さりげなく優しく指摘する)
とにかく褒める(出来たら大げさに喜ぶと効果的)
→実際に出来ると親もとても嬉しくて、喜んでしまうものです

HSCは自分に厳しく、完璧主義な特性があります。
少しでも出来ない自分を、ダメな人間だ、と自分をネガティブにみがちです。

我が家のHSC繊細くんは、間違えることをとても嫌がるので、
何度も間違えを指摘されると、嫌になって、鉛筆を持つことさえも、嫌になります。

様子をみながら、親も心に余裕があるときに、取り組んでいます。

・ひらがな、カタカナの読み書き
・1から100まで数える
・簡単な足し算、引き算(1~10を使ったもの)
・時計をよむ
・アルファベットの読み書き(ひらがな、カタカナが書けるようになってから)

小学校に入学するまでに、このくらいをマスターできていればいいのかなと考えています。

さいごに

はる
はる

HSCにとって先取り学習をすることは、学校生活を送るうえで、プラスになることが多いのではないでしょうか。
ただ、興味がない、やりたがらないのに、無理やり始める必要はないと思います。
それこそ、お勉強嫌いになってしまう可能性があります。
本人が興味をもったときに、スムーズに取り組めるような環境を
作ってあげたいですね。

私は、HSC繊細くんが文字や数字、計算などに興味をもって
自分から質問をしてきたときが「最大のチャンスだ!」と思い、
その時はいつもより丁寧に、時間を取って、深く教えたり、話したりしています。

大人もそうですが、何か興味がわいた時に、
吸収する力が最大に発揮されているような気がします。
好きなことや、楽しいことは、自然に頭に入るように。

HSC子育て中の親御さんへ、少しでもヒントになりますように。

 

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